
戦後、日本の農業は、農薬と化学肥料を多用し面積当たりの収穫量を増やし、虫食いのない大きさや形の整った野菜を収穫
出来る様になりました。しかし、農薬散布により農家さんの健康が脅かされ、本来ならば安全であるはずの農作物も
残留農薬により消費者の健康にも悪影響を及ぼす可能性が指摘される様になり、消費者の目も見た目の美しさから
安全性に変わりつつあります。
また、化学肥料を撒けば大丈夫というように土壌を無視し、化学肥料に依存し作業の省力化を図ってきた農家の畑は、
本来ならば、土壌中の有機物を植物が吸収しやすい形に分解し、植物の健全な根が張れる土壌、すなわちほどよい
通気性、排水、保水性を備えた土壌を形成する役割を果たすはずの土壌微生物が住めない状態になっています。
今のままでは、省力化を図り、消費者に満足してもらえる収穫物など得られません。
このような農業問題を解決する為にアグロオーガニックジャパンでは、有機物をしようした土作りに力を入れております。
土作りをしっかりやれば、必ず消費者に満足してもらえる美味しい収穫物に恵まれます。
今こそ、土作りを真剣に考える時期です。
長い年月の間に生じた土壌中の栄養分の偏りを解消し、土壌生物の住める環境を取り戻すにはそれなりの時間がかかります。
土作りを始めてから良い結果が得られるには2、3年かかります。
さあ土作り頑張りましょう。
アグロオーガニックジャパンが応援いたします
2012年02月18日